最近はキャストにキャラクターと同じ女子高生や未成年がいることが多くなってきました。
ラブライブやバンドリなどのアイドル活動がセットになっているコンテンツでは、
ペイトン尚未さんや進藤あまねさんなどの現役の女子高生などもキャスティングされていると思います。
では、声優は若ければ若い方が有利なのか?
声優は若い方が良い
結論から言ってしまうと若い方が良いです。
※始め「ネットで乱用されている」と言っているが何故か業界の話をする声優。
今はソーシャルゲームのような、本来は顔を出さない筈のコンテンツもフレッシュな若手声優が多くキャスティングされている傾向があります。
アイドル活動が付随する全てのコンテンツに言えることですが、
オーディションを受けたところで、
「ババアはいらねぇ」
「どのツラ下げて来てんのか見に行ってやろうぜ」
「(アイドルコンテンツに金出すオタクに)謝った方がいい。謝るんだよ」
となるだけです。
参考文献 : ディズニー裁判で「私も」の声続々……パワハラ解雇も発覚で「暴走する現場」浮き彫りに
現にアイドルコンテンツに40歳のおばさんなんて存在しませんよね。「アイドルマスターにはおばさんがいるじゃないか!?」と思う人もいるかも知れませんが、
彼女ら初代アイドルマスターの声優は、キャスティング当時20代です。
いくらおばさんの声優がお付き合い枕営業をしたとしても、企画をしたプロデューサーですら、ひとりでキャストを独断で決めることはできません、運営は声優の年齢を重視する場合もあります。わざわざおばさんをキャスティングするメリットはありません。
その理由は、声優を食わせていくための慈善事業ではなく、利益を上げるためですからこればかりはどうしようもありません。
つまり唯一無二の声であるなら話は別ですが、声優は年を取ったら基本的に価値が下がります。
それと、若いうちに事務所に所属していれば声優業界の現実を知ることができるので、
将来声優業だけで食べていけないと感じた場合は、人生の軌道修正が可能です。
6年制薬学部や放射線技師、看護師(美容整形外科勤務)などの資格を取れば、声優業で食えなくて引退になることはまずないでしょう。
順調に進学した場合、大学卒業後3年間は新卒ですから、業界に見切りを付けてそのまま就職することもできます。
アイドルコンテンツでも声優仕事自体はある
しかし年齢を重ねている声優でも、メインのアイドル達ではありませんが、アイドルコンテンツにキャスティングされる余地はあります。
キャスティングされる枠が少なかったとしても一定の需要あるのです。
アイドルコンテンツでも、出演する声優全員が10代ということはありません。主演でなくともベテランの声優がなんらかの役を担当していると思います。
統括する常務やプロデューサー、役員の声が必要だったり、
ガヤですが肉まん屋のおじさんや、江戸キリコの職人の声が必要な場面もあります。
ですから一概には声優が若ければ若い方がいいとは限りません。
そのような役があれば年老いていても関係はありませんし、年長者で重要な役に抜擢されることがあります。
が...しかしそれは、若い頃に実績があるからこそ抜擢されているのです。
例えば、大御所声優をダンピング(価格破壊)されないまま、そのままのギャラでキャスティングすることが出きるとしたら、
事務所はギャラが40,000円転用料ありの60歳大御所声優とギャラが15,000ポッキリの60歳新人声優のどちらをキャスティングするでしょうか?
「現実は非情である。」
「何かを始めるのに遅いなんてことはない。」というのは幻想です。
養成所によっては年齢制限のないところもありますが、それは養成所にお金を貢ぐだけの養分候補にしかなりません。
養成所入所の条件に年齢制限を付けている事務所は優良企業ですね。
例えば女性声優にはあからさまな年齢制限があります。なぜって、オタクはおばさんにはお金を出さないからです。
27歳制限の養成所があるとして、声優志望者が入所したとします。
事務所所属まで2年かかるとしたら声優になる頃には29歳ですね。そこからジュニアランクを3年経たら一気に32歳となります。
「つまり、BBAでは?」
ですから、30歳で新人声優になるのであれば、必然的に出演出来る媒体の幅が狭まるのです。
これは、売ってもらっていたにも関わらず、コンテンツが悉く失敗してギャラも大して上がらなかった声優未満の実績で30歳からのデビューです。
そのスタートラインであなたは声優としてやっていくことになります。
そこから実績を積んでいくとなると30どころかあっという間に40歳です。
そこから実績を積んでいくとなると30どころかあっという間に40歳です。
よく見なくてもおばさんですし、年齢を隠したところで先方の方々はあなたの年齢なんて知っているんですよ。
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