示物を作成・掲載するため、広告主による表示物の管理が行き届きにくいという特性や、
アフィリエイターが成果報酬を求めて虚偽誇大広告を行うインセンティブが働きやすい
という特性があるとされており、また、消費者にとっては、アフィリエイト広告であるか
否かが外見上判別できない場合もあるため、不当な表示が行われるおそれがある2。
令和3年3月には、アフィリエイトプログラムを用いた不当表示に対し、不当景品類及
び不当表示防止法(昭和 37 年法律第 134 号)(以下「景品表示法」という。)に基づく措
置命令も行ったところであり、引き続き、アフィリエイトプログラムを用いた広告表示
に対する景品表示法による厳正な執行が求められている状況にある。
アフィリエイト広告等に関する検討会報告書より
声優志望の皆さんは今の時代スマホで声優養成所や声優専門学校の口コミなどを検索すると思います
しかし声優志望がその記事を読んだところで全く参考にならないもしくは声優ビジネス詐欺の被害に逢うことも珍しくありません。
例えばこちらの声優ロードというサイトを実例にして見ていきましょう
まず目に入ってきたのが日本ナレーション演技研究所の資料請求
中身のない声優まとめサイト名物「資料請求はこちら」です
どうやらfelmatというASPのアフィリンクのようです
声優志望がクリックまたは資料請求をするとアフィブロガーの利益になる仕組みです
そして肝心の記事の中身ですがそのほとんどが養成所HPのコピペです
声優ロード
JTB Next Creation
声優ねっとスタッフ「幅広いジャンルで活躍されている講師の方ばかりです。」
一体その根拠はどこにあるのでしょうか?
また、入所方法、カリキュラム、費用なども全て公式のコピペなのでこのサイト独自の情報が皆無です
例えば他のサイトでは重要な情報「81プロデュースの東京週1クラスは実は所属できない」などの貴重な情報が載っていません
今は本科への入所を可能とすると記載されていますが昔は卒業と同時に放りだされるだけでした。
声優についてもあまり詳しくないのかはっきり言ってこれらの声優は自称声優です。
声優は制限のかかった個人事業主です
社員であれば給料が毎月支給されますが声優は違います
声優仕事がなければ所得はありません
JTBと言えばイメキャババイトが可能なのでそこらを探せば見つけられるかも知れない
タイトルにある JTB Next Creation 口コミまとめですが
卒業生の声
少人数制クラスで丁寧な指導を受けることができました。
卒業生の声
様々な分野から講師の方が集結しているので、いろんな視点からのアドバイスがもらえたのが良かったです。
これだけです。出典元が何故か記載されていませんが一体どこのサイトの口コミなのでしょうか?
この手のモノはライターがそれっぽいことを書いただけの創作です。
執筆時間は3秒です。
本当の口コミなら悪い情報が一切ないことはありえません。
例えば「肩書きだけがプロデューサーや俳優気取っているだけで実績ゼロ。生徒相手にひたすらマウント取るだけのカスばかりだった。はっきり言わなくても金の無駄です。」などの口コミが
声優専門学校の口コミで多く見かけます。
全くその通りです。よく名物講師として名前が出ている声優は常駐していないケースが多く、ほぼ広告塔です。
JTB Next Creationの前身である『JTBエンタテインメント』では、のべ2,000人以上をデビューさせ、人気声優も多く輩出しています。
養成所『JTB Next Creation』の実績は少ないように見えますが、レッスン生のデビューが非常に多いので、これから卒業生の活躍が期待されます。
2007年6月12日 - 旅行会社のJTBが芸能プロダクション事業に参入し設立。
2000人以上デビュー(誇張)させといて有名声優がポツポツ数えるだけです。
そして声優が事務所に定着していないということはこの自称声優事務所に所属するメリットが皆無ということです。
そもそもJTBエンタテインメントやJTB Next Creationは声優事業社(業界団体)の会員ですらありませんので完全に部外者です。
コンテンツ製作の項目が1個増えていますがたったの1個です。
コンテンツ製作をしていて自社タレントを売り出すという養成所の宣伝文句はどうなったのでしょうか?
お察しください。
JTBエンタテインメントやJTB Next Creationは将来性がないので声優事務所を名乗ってないでさっさと撤退か倒産してください
さて、何故このような中身ゼロ声優のまとめ口コミサイトが乱立しているのかというと声優養成所や専門学校はASPを通じて莫大な広告料を払っていることが理由です。
広告には一般的な資料請求のバナー、これについては特に問題ありませんが、問題となるのがステルスマーケティングの提灯記事です。
アフィリエイトブロガーは資料請求用のアフィリンクページの他にもお金を貰って記事を書いている場合があります。
声優専門学校に関する記事800文字300円分のポイント等
記事作成はステマ依頼ですからネガティブな情報があってはポイントが承認されません。だから一切悪い情報が記載されていないのです。
声優事務所の主な収入原は声優マネジメントではなく、養成所経営です。悪い情報があっては養成所に通う生徒がいなくなってしまいますからね。
例えば「日ナレは社長の松田咲實氏が少女を猥褻して逮捕されたことがある」「81プロデュースはAVバレを事務所健全アピールのためにクビにした。所属声優を見殺しにした。」など
そのようなネガティブ情報が載っていると勿論承認されませんし資料請求のバナー広告でさえも広告主側から解除される恐れもあります。
最近はアフィリエイトプログラムに参加するだけでなく、バナーを貼るだけでも広告主の個別の許可が必要なケースが増えています。
まとめ
ネットに乱立している声優ブログの多くはステルスマーケティング記事が多いので全く参考にならないサイトが多いのでメディアリテラシーを身に付けましょう。
前述したサイトは資料請求系で儲けようとしているしょうもないアフィサイトです。
前述したサイトは資料請求系で儲けようとしているしょうもないアフィサイトです。
JTB Next Creationのページは全部コピペなので数合わせで作ったのでしょう。
令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となりましたが規制前とほぼ変わっていません。
今でもポイントサイトにステマ記事の作成依頼はありますし有名ブロガーに商品紹介をさせたり、有名VtuberなどにゲームのPRを隠して配信させている企業はありますが、
個人的に配信をしているのか企業から依頼されて宣伝をしているのかは、税務署がお金の流れをみれば証拠は押さえられる筈ですが全く規制されていないのが現状です。
趣味で記事を書いているだけならともかくアフィリエイターというのは広告が収入源です。
中にはライターを雇って会社規模でサイトを運営している業者もあり、完全に声優養成所や専門学校に雇われた広告屋です。
AMGが運営している「声のお仕事メディア」にも声優のコラムがありますがそれも自社の経営する専門学校の生徒の集客用記事です。
そして声優事務所自体が所属声優を広告塔にして、うちに来れば人気声優になれると謳っているのです。
アーツビジョンですら声優業1本で食べていけない声優は大勢います。
アーツビジョンですら声優業1本で食べていけない声優は大勢います。
声優養成所の表示は有利誤認に当たるのではないでしょうか?
有利誤認とは
不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示を禁止しています(有利誤認表示の禁止)。
コピペ元の自称声優事務所JTB Next Creationのホームページそのものが不当景品類及び不当表示防止法違反というオチでした。
コメント
コメント一覧 (2)
やはり声優志望者は闇バイトに加担してしまう連中と似てるような気がします。
自分が感じたことがこの記事に書かれていて良かったです!